2020年10月27日火曜日
韓国のカタツムリ事情 ペット編 27Oct2020
2020年8月31日月曜日
韓国の淡水産二枚貝 31Aug2020
普段は巻貝で手一杯なので二枚貝には時間をほぼ使いません。が、知り合いから、韓国でUnionidae イシガイ類を採集してよ、と頼まれたのでちょっと散策してみました。
Anemina属 フネドブガイ属の1種だそうです。とんと判らないので二枚貝も勉強していきたいです。
最近、以下の論文により東アジア産Unionidaeの分類体系が大きく変更された?みたいです。
Lopes-Lima et al. (2020) Freshwater mussels (Bivalvia: Unionidae) from the rising sun (Far East Asia): phylogeny, systematics, and distribution
この論文で韓国に分布することになっている種をピックアップしてみると以下になります。
Aculamprotula coreana
Anemina arcaeformis フネドブガイ
Buldowskia flavotincta
Buldowskia iwakawai カタドブガイ
Buldowskia shadini
Cristaria plicata カラスガイ
Inversiunio verrucosus コウライシジラガイ
Koreosolenaia sitgyensis
Lamprotula leaii ヒラガマノセガイ
Lamprotula seomjinensis ホソタテボシガイ
Lanceolaria acrorrhyncha
Nodularia breviconcha
Nodularia douglasiae イシガイ
Nodularia sp. 1
Sinanodonta lauta ヌマガイ
Sinanodonta schrenkii
(3Nov2020追記:Choi et al. (2020)は、上記Nodularia sp. 1がNodularia douglasiaeとは独立した別種だとは言えない、と主張している。)
MUSSEL projectのウェブサイトから以下の種も韓国に分布することになっている。
Anemina euscaphys
和名は以下の論文で整理されている?ようなので、後で確認ってことで。
近藤⾼貴(2020)イシガイ科⾙類の新たな分類体系.ちりぼたん,50︓294-296.
以下の種も韓国に分布している?のかも?これも後で確認しよう。
Anemina parvula(Dipsas parvulus HeudeをAneminaに移動すべきだとの主張があるらしい。MUSSEL projectではDipsas parvulusはCristaria radiataのシノニム扱いにされている。)
2020年7月31日金曜日
韓国のベンガルヤマネコ 31Jul2020
一方韓国では、やはりすごく減ってしまっているが、調査をしているとたまーにベンガルヤマネコを見かける。
キターっと思って写真に収めようと試みるものの、そこまで優しくはない。
こんなんしか撮れない。
Mammals of Koreaという書籍や以下のウェブサイト
https://www.brh.co.jp/publication/journal/021/ex.html
によると済州島の個体群は絶滅してしまったらしい。でも去年済州島でも見かけた気がするんだけど、見間違いなのだろうか?
Mammals of Koreaの表紙
いい写真っす。
2020年6月29日月曜日
韓国・巨済島(コジェ島)のカタツムリ 29Jun2020
とても対馬に近いです。
第一目標は コゼオオベソマイマイ Aegista proxima です。この島が模式産地なので押さえておきたかった!
良いカンジの雨の中 石垣を這ってる所に遭遇。
悲しいことに第二・第三目標とは出会えなかったけど、別の予想外の種に会えたのでヨシとします。今年中にもう1回来てみようかなー、と思案中。
2020年5月31日日曜日
韓国・西部の島のカタツムリ 31May2020
コロナによる制限が解除されて研究費が使用可能になったみたいなので、ちょろっといくつかの島に行ってきました。狭い範囲でも多くの種類を見つけることができるので、やはり半島側より楽しめます。
いくつか面白い出会いがありました。このベッコウマイマイ類もその一つ。
今回は植物を研究してる方と同行したので、花の写真も多く撮りました。
2020年4月30日木曜日
韓国初記録のカタツムリ 30Apr2020
First record of the little-known land gastropod genus Nobuea Kuroda et Miyanaga, 1943 (Gastropoda Diplommatinidae) from Jeju Island, South Korea [link]
ノブエガイ類はいづれの種も極めて低密度なのですが、今回記録された種も1個体のみしか見つけられませんでした。追加の標本を得て正式に記載すべきでしょうが、取りあえず、韓国・済州島(チェジュ)の未記載ノブエガイ類として認知して頂くということでよろしくお願いします。
既知の2種ノブエガイ・ニッポンノブエガイとは明確に異なる形態をしています。未記載種のゴトウノブエガイとは似てるのかも知れませんが、情報が少ないため何とも言えません。ゴトウノブエガイと別種なら、和名はサイシュウノブエガイにしましょう!
済州島での初記録は他にも見つかっているので、なるべく早く公表したいと思います。
2020年3月31日火曜日
韓国・鬱陵島(ウルルン島)の植物 31Mar2020
今回は植物
(1)
Acer takesimense タケシマハウチワ(オキノハウチワ?) 島固有
A. pseudosieboldianum チョウセンハウチワカエデ 中国・朝鮮
チョウセンハウチワの韓国集団に最近縁
Acer okamotoanum タケシマイタヤカエデ 島固有
A. mono イタヤカエデ 中国・朝鮮・日本
イタヤカエデの韓国集団に最近縁?でも日本の集団は未解析。また、島には複数回侵入かも?
Pfosser et al. 2002
http://bsj.or.jp/jpn/JPR/summary/201305.php
から
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Takayama K, Sun B-Y, Stuessy TF (2013) Anagenetic speciation in Ullung Island, Korea: Genetic diversity and structure in the island endemic species, Acer takesimense (Sapindaceae). J Plant Res 126: 323-333
前進進化的に種分化した海洋島固有種の遺伝構造を明らかにするため、鬱陵島固有種オキノハウチワと大陸産種チョウセンハウチワカエデの集団遺伝学的解析を行なった。オキノハウチワでは集団分化は見られず、大陸産種と比較してわずかに低い遺伝的多様性を保持していることが明らかとなった。(p.323-333)
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(2)
Dystaenia takesimana タケシマシシウド 島固有?
D. ibukiensis セリモドキ 日本
日本のセリモドキが最近縁(というか2種しかいない属らしい)
2012年頃タケシマシシウドが隠岐に分布していることが判明
Pfosser et al. 2005
http://okishizenmura.jugem.jp/?eid=335
から
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去年、分布が正式に確認され、海士町文化財にも指定されたタケシマシシウドが掲載されました。
今まで鬱陵島の固有種とされてきた植物で、日本には海士町にだけしか見つかっていません。
学界には知られていないため、絶滅危惧種の国指定にはまだなっていません。
(3)
Viola woosanensis 島固有
V. ulleungdoensis (V. selkirkii(ミヤマスミレ)として認識されていた) 島固有?
V. chaerophylloides ナンザンスミレ 中国・朝鮮・日本(対馬)
交雑由来の種。
Gil & Kim 2016
(4)
Hepatica maxima オオスハマソウ 島固有
H. asiatica マンセンスハマソウ 満州・朝鮮
他にも候補があるようにも思えるが、いずれにせよ大陸のHepaticaが最近縁となりそう。
Pfosser et al. 2011
(5)
Rubus takesimensis タケシマクマイチゴ 島固有
R. crataegifolius クマイチゴ 中国・朝鮮・日本
韓国集団が由来。複数回侵入?
Lee et al. 2017
DNAデータを用いているのはこれぐらいかしら。思ったより少ないっすね。
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